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『オーバーロード』(OVER LORD)は、丸山くがねによる日本のライトノベル。ウェブ版とKADOKAWA エンターブレイン出版の書籍版がある。「SUGOIJAPAN Award2016 」ラノベ部門第4位。書籍版でのイラストレーターはso-bin。ウェブ版は2010年9月から開始されており基本的設定は同じであるが、書籍版とウェブ版とでは別のストーリーとなっている。 刊行の際に作者名を変更しており、旧作者名は"むちむちぷりりん"。「読者が購入する際に変な目で見られないようにする」ために変更したとのこと。 ロールプレイングゲームなどにおける「魔王」が主人公となった、と言える作品であり、それゆえ主人公およびその部下が残虐非道な行為を平然と行う場面も散見されるアンチヒーロー的小説である。 本項では同作品を原作とする、2015年7月から9月にかけて放送されたTVアニメについても扱う。 == ストーリー == (ウェブ版および書籍版の共通部分) その日、長らく続いたVRMMORPG「ユグドラシル」のサービス終了に伴いプレイヤーの1人であるモモンガは、かつて栄光を誇ったギルド、アインズ・ウール・ゴウンの本拠地で郷愁を胸に、一人だけでゲームの終わりを迎えようとしていた。 サービス終了までのカウントダウンが始まる中、モモンガは目を閉じて仲間達との思い出を回想しながらユグドラシルの終了を待っていたが、終了時刻を迎えても強制ログアウトは起こらず、NPC達は意思を持って動き出し、自身もゲームの中に自分の作ったキャラクターとなってしまったことに気付く。 モモンガはかつてのギルドの栄光を再び手にするべく、アインズと名を改め、ナザリック地下大墳墓の勢力を率いて暗躍し始めるのであった。 ナザリックが転移した異世界、不思議とかつてのユグドラシルと似通った部分を発見したアインズは自分達の持つ力がこの世界の常識と比較してあまりにも強大であることに気付きながらも万に一つの可能性を潰すべく慎重な姿勢を崩さない。まだ見ぬ強者、知らない技術、何よりその裏に見え隠れするプレイヤーの痕跡に。 (ウェブ版についてはリンク先を参照) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オーバーロード (小説)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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